2017-01-01から1年間の記事一覧
見上げると、夏のような雲。そして、遠くから聞こえる子供たちの歓声。 ベランダのハイビスカスには、真っ赤な二輪の花が咲いています。 風に流された雲の隙間から、日が差し込みました。 日に照らされる鮮やかな赤色を感じながらも、 ねっとりとした感触の…
最近どういうわけか、上司か優しいのです。 といっても、「毎度の小言」を言われることが少なくなった、というだけです。 上司からは、妻の出産前後に急な休みを何度も取ることになった私に対して、 個人的にも、全体のミーティングでも、「小言」を繰り返し…
最近ずっと、自分の気持ちを文字にする気になれませんでした。 何か書こうと思うのだけれど、私の心の中の何かが、足を引っ張っているのです。 いやはや参りました。。 自分では意識はしていないのだけれど、 もしかしたら「誰かに向けて書いてみよう」とい…
首筋に何かが乗っている。体がどうしようもなく重い。 パーティションに囲まれた職場のデスク。 マウスを持つ右手が、小さく震えている。 「お前、大丈夫か?」耳元でもう一人の私がささやいた。 何かが私の元にやって来た。 首筋が重い、肩が重い、体から力…
ベランダにある、ハイビスカスとガジュマルの植木鉢。 その隙間を、小さな黒いものが横切った。 あれはネズミに違いない。 電気がついた部屋の中、ベットの上で目が覚めた。2時だった。 黒光りした毛並み、一瞬見えた横顔、、、 上の子が遊びに来てくれた。…
久しぶりの青空。 空を見ていると、心も少し晴れる。 今回のことがきっかけで、 これまで気付いていなかったり、無意識に避けていた、 「見方や考え方」に接する機会が増えている。 ただ、接するだけで良いなら簡単なのだけれど、 自分の中に取り入れようと…
暖かな昼休み。久しぶりに外に出た。 まわりの人の動きが早い。 私は一人、取り残されていく。 オフィス街の昼休み。 どの店にも行列。サラリーマンが連れ立って歩いている。 横目で見ながら、私は歩いている。 彼らは、なぜそんなに急いでいるのだろう。。 …
久々に、日が変わってから家に着いた。 最寄りの駅前は、タクシーの列。毎日のように見ていた、少し懐かしい光景。 定時帰りを ”上” とすれば、今日は ”中の上” あたりだろうか。(※) 一昔前なら「まずまず」といえるけれど、 定時帰宅を宣言をしたのに、私…
相手の存在を全く感じられない日々が続くと、 相手への不信感や、不安な気持ちが、顔をのぞかせる。 そんな気持ちを持つことなんて、自分は望んでなんかいないのに、 夜になると胸の中が騒めき始めます。 朝は、何も感じることはありません。 「3人は元気に…
一昨日からずっとモヤモヤ。。 変なサイトを、食い入るように見入ってしまった。。 「相手からできるだけ多くのお金を取る方法」 「○○すれば、有利に別れられる」 「あなたは莫大な支払いを求められて、人生を棒に振る」 「○○は損だ」「○○すると得する」「○○…
「ブログなんかに自分の気持ちを書いて、強がってるだけじゃないの?」 私も自分に言いたくなることがある。 「色々考えてるみたいだけど、自分が置かれている現実を直視したくないからじゃないのか?」 「自分を守るために理論的に考えて、守りに入っている…
12時を打ち終えた時計の音を聞きながら、布団に潜り込んだ。 仕事は定時上がり。 今の仕事が好きだと言って、 家族のためと思いながら、 つぶされそうになっても、帰れなくても、 気にせず働いていたあの生活からの、大きな変化。。 職場の中では、この調子…
”ふっ”と心に浮かんだ気持ちは、まるで霞のようです。 捕まえられそうで、つかめない。気付いた時には、もういない。 ただ、上手く捕まえると、 ”寝覚めの夢”のように、大切なことに気付かせてくれます。 ===== 1か月程前に、私の妻は、子供を連れて家…
妻は子供を連れて、一月ほど前に家を出ました。 今まで通り、これといった変化はありません。 家族が出て行ったあと、 私は、自分自身のこと、そして今後どのようにしたいか、 自分の心に正直に、しっかり考えようと心に決めました。 そのため、これまで夜遅…
あの時のあなたへ。 一緒に暮らし始めたころから、 あなたは、片付けがあまり得意ではありませんでしたね。 「私は、片付けが上手にできないの」あなたは、よく言っていました。 読んでいた本、爪切り、ハサミ、通帳、カード、食器、、、 どこかにしまうのは…
① 『直面している問題に対する解決策が見つかったなら、原因や理由について、いつまでもウジウジと考えなくても良い』という考え方がある。 そして、 ② 『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ』という格言もある(らしい(※))。 (※)↓ のサイトは少…
仕事帰りに、中年の男性二人と、同じ電車に乗り合わせた。 駅で何かがあったのだろう。 低い声で何か言い争いをしながら、 互いに腕と胸元を掴みながら開いたドアから入ってきた。 樹脂製サンダルをはいた男性と、茶色いベルトのジーンズの男性。 臙脂(えん…
日常生活の中でストレスを感じること。。。 学生時代、社会に出た後、独身時代・・・ もちろん、これまでにも何度となく有りました。 そして、よく思い出してみると、 独り暮らしをしていた頃の私は、 色々な「ストレスの解消法」を持っていたように思います。 …
最近、部屋によく蜘蛛がやってくる。 ハエトリグモ、足の長いクモ。。。窓際や天井を、遠慮もなく、動き回っている。 もう追い回されることもなくなり、「我が物顔」ということなのかもしれない。 すこし近付いてみると、ひょこひょこと跳ねながら、去ってい…
私には、打算的なところがあります。 なぜそんなことまで。。。ということまで考えてしまう。 というより自然と意識してしまっていると言った方が正確かもしれない。 いつも相手の様子や気持ちを窺い、自分の心を疑って、 どうすることが「一番いいのか」、…
最近、「仕事でやり取りをしているある会社の女性」からカラマレテいる。。。 と言ってみたものの、 彼女には、そんなつもりなど、更々ないと思う。 カラマレテいる・・・。 おそらくは「私の思い込み」であることに間違いない。 彼女は、あるプロジェクトで…
最近、はっとして目を覚ますことが多い。 そんなときは、決まって夢を見ている。 緊張して、不安になって、何かに対する恐怖を感じて目を覚ますとき。。。 そして、 とても心が落ち着いて、心地よく力が抜けて、 何かに「はっ」と気付いたような、気付いてい…
先日の投稿では、 <自分を変えるための8つのステップ>の【第三段階】として、 「現在の自分の考えに至った背景を知ること、過去を振り返ること」を挙げました。 今回は、 小学生の私が「自分よりも弱い人間に付け込むことは、絶対にしない」、、、 と心に…
前回の投稿では、<自分を変えるための 8つのステップ>として、 私が今後やるべき課題を、まとめてみました。 この課題は、家族が元に戻るか否かとは全く別の問題として、 今の自分がしっかりと向かい合う必要がある、大きな課題だと考えています。 http://…
妻が子供を連れて家を出て、しばらくの間は、 いくら懸命に抑えようとしていても、 これまでの生活の中で積み重ねられた 妻や自分に対する「腹立たしさ」や「やるせなさ」が、 大きな波のように、繰り返し込み上げてきました。 yasunao-papa.hatenablog.com …
前回、前々回は、 妻が子供を連れて家を出て行った後の、私の状況について。。。 相手に原因を求めず、自分のことを冷静に、そしてしっかりと見直すための「心がけ」を毎日行っているのこと 出て行った当初は、懸命に抑えようとしても度々込み上げてきた「妻…
前回の投稿では、 妻が子供を連れて家を出て行ってしまった後のこと。。。 相手に原因を求めず、自分のことを冷静に、そしてしっかりと見直すために、毎日行っている「心がけ」のこと。 そして、出て行った当初は度々感じていた「妻への苛立ち、腹立たしさ」…
妻と子供二人は、 ある日、突然家を出ていきました。 それから1か月ほど経ちました。 ただ、私には何の連絡もありません。 yasunao-papa.hatenablog.com 最初のうちは、 ひとことも言わずに出て行ったことへの腹立たしさ 子供まで連れて行ってしまったこと…
前回までは、 社会人3年目の時に「自分の寂しさを人に満たしてもらうことを依存的に求める女性」に対し、大きな心の闇を感じたこと。 自分は、「相手から依存的に求められると「心の中の攻撃性」が出てくるのではないか」と、いつも恐れを抱いていること。 …
前回は、社会人になって数年後に、「自分の寂しさを人に満たしてもらうことを求める女性」に対し、 大きな違和感を感じたお話をしました。 その中で、私自身の「闇」の部分・・・「依存されたり、病的に頼られることで、自分の中の攻撃性が出てきそうになる…