最近、部屋によく蜘蛛がやってくる。
ハエトリグモ、足の長いクモ。。。窓際や天井を、遠慮もなく、動き回っている。
もう追い回されることもなくなり、「我が物顔」ということなのかもしれない。
すこし近付いてみると、ひょこひょこと跳ねながら、去っていく。。
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最近も、感じ、考えています。
これまで生きてきた中に、何かヒントがあるかもしれない・・と感じて、
昔読んでいた本を掘り返したり、親子間や友人達との関係などを思い出したり。。。
手元のノートは、水色に変わりました。
自分が今まで歩んできた道。。。
- 父親や母親との関係、兄弟との関係、親戚との関係。そして、その中で感じた、嬉しかったこと、イヤだったこと、悲しかったこと、思い出さないようにしている(かもしれない)こと。
- 幼稚園・小学校・中学校、そして高校の頃の自分。
- 家を出て、下宿を始めた学生時代。毎月の生活を工面することが苦しくてたまらなかったこと。お金が全くない、、ということが本当に起こるのだと初めて実感したこと。
- 電気もガスも電話も(もちろん銀行口座も)止められ、「シキュウレンラクサレタシ」という電報が本当に届くことを現実として知ったこと(←貧乏話、ちょっとしつこいですね・・・。私がもらった初めての電報でした)。
- そういえば・・・追い込まれつつも、意外に楽しかった浪人時代の寮生活。
- 大学時代の友人関係。妻と出会えたたこと。
- 残ろうと思っていたものの、研究中の事故に巻き込まれて途中でやめることにした大学生活。
- 大学を途中でやめて就職したこと。「資格があれば責任とれるから大丈夫」と言われながら、手当たり次第に本気で勉強をした新人時代。
- 仕事で楽しかったこと、本気でもうダメだと思ったこと。。そして、たくさんの人に助けてもらえたこと。。
- そして、結婚してからの楽しかった夫婦関係。
- 責任をもって子供を育て上げなければならない、親になったこと。
- 数十年前の自分の父親と、同じ立場に立ったことへの責任感。。。。
- 自分が本当に苦しくて、つぶれそうになったような思いだけは、できるだけ子供にはさせないように。。。
- どんなに忙しくても「子供が苦しんでいるときは、しっかり気付いてあげる」ことくらいはできる「親」になろうと心に決めたこと。
- たとえ自分がどうなっても、子供が家を離れて自立できるまでは、何としても耐え抜こうと覚悟したこと。
- そして、今。
こうやって、なんとなく振り返ってみると、、
それほど大した苦労をすることもなく、ごく普通に生きて来られたことに感謝しています。
ただ、ちょっとだけ立ち止まって考えてみると、、
「だいたいのことは大したことない」
「何とかして乗り越えれば、乗り越えられる」
「悩んでる暇あれば、今できる一番いいと思ってること、さっさとやれば?」
こんなことをいつも自分に言い聞かせている私から出てくる、「大した苦労もなかった」という結論は、なんだかアヤシイ気もしてきます。
誰かが耳元で「オマエは、ナニカ 見ナイ事ニシテイルノデハ ナイカ?」と囁いているような。。。
さらに、これまで歩んできた道について、
「大した苦労もなかった」と捉えてしまうと、
自分が今やろうと決めている「自分を欺かず、自分自身を正直に振り返る」ことにも、
支障があるような気もしてくる。
そういえば、今回の件以降、毎週のようにお話をしているカウンセラーの先生(※)からも、言われていたような気がします。
『あなたが今、このような状況に置かれているということは、あなたの人生において、きっと何か意味のあること、と考えてほしい。』
- 『この状況から目を背けてしまうのではなく、自分に対する何らかの警告だと考えて、しっかりと振り返る機会としてはどうか。きっと、自身の中にある何かに気付くことになる。』
- 『安易に「自分はダメな奴だ」「直さなければいけない」「絶対してはならない」と自己を否定して、解決できたことにしないほうが良い。無理に押さえつけるだけだと、何らかの形でひずみが現れる。』
(※)いま、人間関係、特に親密な人間関係で気になるところがあるかも・・・、と感じているなら、大きな問題になる前に、気軽にカウンセリングを受けてみても良いかもしれません。以前の私は「心理的に追い込まれている人がいくところ」と思っていましたが、大きな偏見でした。有意義な時間を過ごさせてもらっています(何事も、期待しすぎは禁物ですが)。人間関係も「治療から予防へ」「”未病”に気付く」ことで、より良い関係を築けるようになるのかもしれません。
(注意)身近な素人(親・友人)に話を聞いてもらうことは、できるだけ避けたほうが良いです。しっかりと人を選ばないと、一方に肩入れされ、今以上に状況がこじれる恐れがあります。共感してほしい時は、おすすめですが。。
たしかに、これまでの投稿でも、
「自分の正直な気持ち」を文章化していると、
「大したことない」と感じていたことであっても、
- 書き進めるうちに、今まで感じたことのなかった気持ちを発見したり、
- 当初想像していたものとは全く異なる結論になっていることに、
驚きを感じることは何度かありました。
また、「自分の正直な気持ち」を振り返る中では、、
- 今の状況について、どのような形でなら公開しても大丈夫かという悩ましさ
- 正直な気持ちだけを振り返るために、今の時点で考えてよいこと/悪いことをしっかりと意識し、言いたくなる自分の気持ちをコントロールする事への覚悟(自分を見つめる今の段階では、「相手の問題点」について決して考えないようにしていますが、心の中からこぼれ出しそうになることもあります)
- 妻が子を連れて家を出て行ってから、連絡が一切ない状況に対する何とも言えない気持ち(自分のことを振り返る上での雑念。「一人の自立した大人が判断したことに、家族であっても口をはさむことはできない」「本人の意思は尊重する必要がある。生じた結果について他人が肩代わりすることもできない。」。。。と周囲から言われながらも、妻の職場や保育園からの度重なる訪問や連絡に、結局は、当然のように自分が対応しなければならないことへの、何とも言えないやるせなさ。)
このような想いに挟まれながら、悶々とした感情が出てきそうになることがあります。
そして、正直なところ、
「自分だけがここまでやらなくても良いんじゃないか・・・」
「時間が解決してくれるから、もう気にしないことにすれば・・・」
という考えが頭をよぎってしまうこともあります。。。
また、最近は家庭問題に関する本を読んでいますが、問題の背景を知るようになったことで、
私達夫婦関係の「不都合な真実」(出会ったときから抱えていた問題)に気付いてしまうこともあります。
きっと、今回の状況が起こることも必然的だったのだろう、、、と。そして、この「不都合な真実」を直視するのは、なかなか苦しい。。。
しかし、以前に決めたこと・・・
- 「秘密の中に閉じ込められ、家庭の外には出ない」という家庭問題が生まれるる状況は、何とかして回避できるようになること
- 自分の中にある、物事の捉え方や行動を良い方向に「カエル」こと
これを達成するためには、「置かれている状況」「自分の正直な気持ち」をオープンにしてゆくことは、やっぱり続けなけっればいけないな、、と思っています。
(文字に残しておいたおかげで、当時の気持ちを思い出すことができました!)
そして、こんなときこそ、
これまで自分に言い聞かせていた言葉・・・
『「自分だけやるのはなんか不公平/無駄」⇒⇒「そこまでやらなくてもいい。。」なんて考え方は、ただ自分がやりたくないときのこじつけだよ。二つは全然関係ないことなんだから。」
『まぁ、そんなに深く考えずに、そんなに悪いことじゃなさそうだったら、ひとまずやってみれば??』
の気持ちで、周囲の状況や、自分の怠惰な気持ちに、振り回されることなく、
淡々と「自分を振り返る」作業を進めていこうと思います。
少し部屋を見回してみると、先週より雑然としているようです。。
さては、悪い気持ちがココにもやってきたな!
雑巾掛けをしてきます。。
今回のことが起こる半月前に読んでいた本です。
その時は、こんなことになるとは思ってもみなかったけれど、読んでいてよかった。
今の気持ちを正直に表現することを、
自分自身をしっかりと振り返るための「武器」にしたいと思います。。
『「言葉にできない」ことは「考えていない」のと同じである。』(梅田悟司氏)
そして、はてなブログのキャッチコピー「思いは言葉に。」も最近のお気に入りです。
今日もありがとうございました。
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やす君パパのLiveブログ。
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↓↓ ここからは、忘れないための自分へのメモです ↓↓
<自分を変えるための8つのステップ>
【第一段階】
「まずは落ち着くこと(イライラ・怒りを忘れること)」
【第二段階】
「落ち着いて考えられる環境を作ること(生活習慣・住居環境)」
【第三段階】
「現在の自分の考えに至った背景を知ること、過去を振り返ること」
【第四段階】
「自分の考えに基づくと、どのような行動・感情に至るか考えること(対家族以外)」
【第五段階】
「自分の考えに基づくと、どのような行動・感情に至るか考えること(対家族)」
【第六段階】
「家族以外に対する気持ちと、家族に対する気持ちが異なる理由を探ること。」
【第七段階】
「DVとは何か、ということについて、一般論の刷り直しではなく、もう一度よく自分で理解すること。」
【第八段階】
「自分の感情(原因)」と「DV(結果)」を分離できる方法を見つけること」
【第一~八段階】
「ストレステスト。それぞれの段階に応じたストレスを与えて、自分の感情がどのように動くか、自分が思っているようにコントロールできるか確認すること。」
【継続課題】
「「被害者」の置かれた状況、心情について、実際の事例に基づいて理解し、共鳴すること。継続して共感できる機会を設けること。」